デイサービスの施設長

デイサービスの様子と施設長のつぶやきです。

原点回帰

先週よりパワリハ運営のスタイルを試験的に変更しました。
そこから色々な問題点が見え、
今週はパワリハを見直して、原点に回帰しようと言うことで、
あさ20分ほど、パワリハについての基礎的なレクチャーを利用者様に向け
行っております。

それを踏まえて、新たな運営スタイルでパワリハを行うと、
利用者様の反応も良く、
色々とやりながら様子を見て改良して行こうといういうご意見も多く頂きました。

基本に戻る大切さを改めて実感しました。

主なポイントは
4つのポイント(低負荷・反復・疲れ・声だし)と一般的な筋トレとパワリハの違いを中心にレクチャーをしています。

評価フィードバック

今週は3ヶ月ごとに行っている評価(体力測定)の時のVTR鑑賞会です。
100人以上の利用者様がいるので編集作業だけでも大変なのですが、
しかし、毎回歩行のVTRを見てみていると、
本当に驚異的な回復をする方がいて、
いつも新鮮な驚きとうれしさと勇気を貰えます。
VTRやデーターを見ながら利用者様に色々とフィードバックをさせていただくのですが、
むしろ、いちばん良いフィードバックを受けているのは私自身の様です。。

勇気と言えば、NHK特集の「闘うリハビリ」の反響は多きようで、
あちこちで番組関する記事を目にします。
単に新しい考え方や、リハビリの手技手法を伝えるというよりも、
基本に忠実にそしてシンプルにリハの現場を捉えていたような気がします。
ウチのデイの利用者様も、その点はよく理解されているようで、
番組を見た、多くの利用者様のお話を聞く限り番組内で紹介された手技などに関心を持つのではなく、
番組の中で登場人物が、リハに励む姿や、取り組む姿勢、それに関わるスタッフ、
そう言った全体を一つとリハビリとして捉えている方が多いようでした。

ダビングした番組をみんなで見よう!
利用者様からそんな要望もあがっております。
再放送した番組をダビングしてあるので、
時間があれば、利用者のみなさんで鑑賞したいと思います。
NHK様、それぐらいはゆるしてくださいね。(笑


学生講義

先日私の母校の学校に特別講義として半日講義を行ってきました。
学校先生は私らが在籍していた時と大分学生の様子が変わったお話ししていましたが、
講義をしていて「なるほど」と感じました。

私も学生時代はよく居眠りをしていましたが、
それでも教室には活気や熱気の様な雰囲気があったような気がします。

しかし、先日の講義した教室の雰囲気はなんとなく淀んでいるようなきがしました。
「どよーん」としていて、なんとなく違和感があるんです。

看護学校にも講義に行きますが、
寝ている学生もいますが、
何となく熱気があるような気がします。

リハの学生の教室と、看護の学生の教室ではどこか雰囲気が違いました。
いったいどこが違うのかよく分かりませんが、確かに空気が違います。
リハ教室はなんとく目標を見失っているような・・・・。

確かに「リハ」はとても分かりずらい分野です。
しかし、学生の時に自問自答しながら考え、
学友と意見を交わしながら、又考え、
そんなことを何度も繰り返しながら、
「リハ」こんなモノかも知れないと少しづつ構築されていくようなきがします。
特にOTはその当たりがPTに比べるとわかりづらく苦悩します。

講義の中でなんとなくその学生の苦しみ?みたいなモノがあまり感じなく、
「思考が停止しています、何とかしてください」と言うような
「どよーん」とした雰囲気なのです。

私が勝手にそう感じるだけかもしれませんが、
看護学生の教室は、看護学生としての目的がハッキリしている分
それが活気に感じるのかもしれません。

実際、OT学生同士のグループ意見交換も、
活発というか、皆が同じ様な事を口にしていて、
個性あふれる発想や、意見のぶつかり合いなどがみられず、
いかにも教科書にかいている様な話がそのまま意見として出ていて、
ひねりや、それぞれ個人のとらえ方、解釈などがあっての
様々な意見がグループ内で交換されるという印象ではありませんでした。

決してやる気が無いという様子でもないようです。
なんとも言えない雰囲気なのです。

しかし、講義を終えアンケートを取ると、
熱意を感じてくれた部分もあるようなコメントが多く、
やはり、OTというわかりずらい職種にたいする悩みなどが多いのかな
とも思えました。

講義後も数人の学生と話しもしましたが、やはり、OTという職種についての
ハッキリとしたイメージが持てないと言うような悩みなどが多いように感じました。


OTと言う職種があまりにも広い分野を担当するので、職業として考えたとき、
なにをどうして行けばいいのか分からない。
まるで、とてもたくさんの種類のメニューがある食堂で、
選択肢が多すぎてなかなか注文が決まらないような感覚と言うような
感覚にちかいのでしょうか?
(例えが良くないかも知れませんが・・・・。)

いずれにせよ、実習に来る学生や、講義で出会った学生は、
なんとなく違和感を感じることだけは間違いありません。
はっきりと分かるの「モチベーション」の違いです。
「モチベーション」が全体的に低いような気がします。
自分が学生だった頃も先輩方から見るとそう感じていたのかも知れませんが・・・。
迷っているばかりではモチベーションは上がりません。

少しでもモチベーションに影響があればと思いつつ、
講義を終えてきました。

医療のリハ?介護のリハ?

医療保険が改正されていらい。
もう少し病院などでリハが必要なのでは?
と思うケースが多くなりましたが、
今日からご利用された利用者様はその思いが特に強く感じました。
身体機能的には歩けたりするのですが、高次脳機能障害が重く、
介護保険では比較的軽い判定になってしまうケースの方です。
この方ももう少し病院で専門的なリハを受けていれば・・・。
と思わずにはいられない方です。

今後こういった方々を訪問リハで病院と同じ様な治療目的のリハを実施し、通所でADLや生活関連動作をカバーして行くような流れが多くなるのではと改めて思いました。

以前私は、専門的ADLリハは在宅で、体力低下や廃用予防などの心身面を通所でという流れは考えていましたが、
今後は、病院で行うような専門的なリハや手技を訪問で、体力低下や生活関連動作などを通所で、というこんな流れも今後は必要な気がしてきました。
いずれにせよ、訪問リハの役割は生活に密着したリハという役割以外に今後は手技や治療的なリハも含めた多岐にわたる役割が要求されるような気がします。
すると益々訪問と通所の連携は密な関係ややりとりが必要になります。
医療も介護も法改正の度に方針が色々と振り回されてしまいますが、そろそろしっかりとした方針の下で利用者様がサービスを受けられる状態にして頂きたいモノです。





数値を超える存在、「印象」と言う魔物?

最近、パワリハの現場でふと思うことがあります。

利用者様のフォームの指導などを行う際に、
自分の持っている知識や経験がはたして正しいのか、実は多くの誤った知識の基にパワリハを理解し実施しているのではないか?
本当に今の方法が利用者様にあった方法なのか?
はたまた、効果を期待できる方法なのか?





今更ながら、数を上げればキリがありません。


今月は最終週に3ヶ月ごとの評価を控えています。
そのため今週は前回までの評価時の歩行のVTR鑑賞会を行っています。
このVTR鑑賞会は、利用者様とともに歩行時のVTRを見ながら分かりやすく解説をつけて鑑賞する会で、リハビリの一環として実施しています。

このVTRの中には、利用者様の改善の過程が数多く記録されています。VTRを見ると、もちろん身体機能面に関して改善されている方が多いのですが、それ以外にも気になる事があります。

それは、利用者様の雰囲気や様子、姿がパワリハを行って行く上で
画面を通じて受ける「利用者様が若返っている」という印象です。

スタッフもVTRを見ることがあるのですが、スタッフの中にも私と同じ様な意見が聞かれました。

ただ漠然と私が、「利用者様が若返っている」感じるだけかも知れません。
パワリハHP上でもDrの先生の研究からアンチエイジングの話題が取り上げられていましたが、確かに、ウチのデイの利用者様を見ていると若返っているという印象が強いのです。

そして、こうした数値には表せない映像から直接受ける「印象」から、
現場でパワリハを行っていると冒頭の様に色々な考えが私の頭の中を駆け巡るのです。


個人のセラピストの力を超える、パワリハの力、
改めてその力の凄さに驚かされます。

ですからなおさら、色々な考えが頭を巡るのです、
利用者様にとって良い方向性を目指す為にはどうすれば・・。

不惑の40歳迄まだまだあります。
今は、まだまだ悩み、考え、熟成する時期のようです。

オープン後一年が経過し、新たな春を迎えるに当たって、
さらなる飛躍の為には、どうしても通過しなければ行けない通過点なのかもしれません。